以下は、実際に患者さんから寄せられたご相談・ご質問を紹介しています。以下の質問以外で気になることがあれば、こちらへご連絡下さい。小さなことでも構いません。納得のいくような説明を心がけ、説明いたします。
当院によくいただくお問い合わせです。
院長の梶田がお答えします。
口の中のむし歯菌が砂糖などの糖質(炭水化物)を取り込んで、歯にべったりと付着し、歯を溶かす酸を作りだして歯を溶かす、それがむし歯です。しかし、むし歯菌がいて糖質をたべれば必ずむし歯ができるわけではありません。歯(宿主)の抵抗力と時間という要素も必要となります。むし歯菌の存在・糖質の存在と作用する時間の長さ(食生活の乱れ)・歯の抵抗力の低下といった要素が揃うとむし歯が発生するのです。逆にそれらの要素に対応する対策をとることでむし歯を防ぐことができると言えます。
顔の形や背の高さが違うように、口の中の状態も個人差があります。むし歯菌の数・だ液の質や量・歯の性質・食べ物の好みなど個人個人で違うため、むし歯のなりやすさも違ってきます。むし歯のなりやすさ(『カリエスリスク』といいます)を知っておくことはむし歯を予防する上で重要なことです。
規則正しい食生活・・・・だらだら喰いはだめです。
正しいブラッシング・・・磨いてるつもりになっていませんか?歯科医院できちんとした指導を受けましょう。フッ素利用・・・・・・・乳歯、生えたばかりの永久歯には効果的です。
歯科医院での定期診査・・早期発見が大切です。これらをきちんと守ればむし歯にはなりません。でも難しいですよね。歯科医院での指導を受けましょう。
インプラント治療は、歯がなくなったところの歯根にあたる部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯をかぶせる治療法です。あごの骨にしっかりと固定されるインプラント治療なら、まるで自分の歯のように食事をすることができます。また、見た目も自分の歯のように自然に仕上げるができるので、人前でも口元を気にせず、食事や会話を楽しむことが出来ます。
常に口腔内を清潔に保たないと歯垢・歯石がインプラントに付着し、細菌感染にかかり易く、またかみ合わせにより変な方向の力が加わりインプラントがダメになることもあります。従って定期検査は必ず必要です。
上下の前歯は永久歯にはえかわっていますか?最も適した治療の時期というのは患者さんによって異なりますので、上下の前歯が4本ずつ、合計8本の前歯が永久歯にはえかわったら、早めに矯正の専門医を受診してチェックを受けられるのが一番安心だと思われます。時々、街で乳歯に矯正装置をつけている子を見かけますが、乳歯に矯正装置をつけても全く無意味ですので御注意下さい。
矯正には年齢制限はありません。現在当医院で治療中の患者さんの約半数は成人の方です。60代の方も治療中ですが、全く治療には問題ありません。ただ、年齢が増すほどに治療後の安定が悪くなる傾向がありますので、もし治療を希望されているのでしたらなるべく早めに受診されることをお勧めします。
矯正治療は保険がきかないため、実際のところ、矯正費用は医院によってまちまちです。当医院では、初診・相談料として2,100円、検査・診断料が 58,800円、矯正料金は白い目立たない装置を使った場合、57万円~68万円、毎月の調整料が3,150円ですので、トータルでかかる費用は 68~80万円程になります。また、矯正装置が全く人目にふれないよう、歯の裏側から治療する方法ではトータルで116~126万円くらいになります。正確には検査結果をもとに、治療期間や使用する装置、治療の難易度等によって矯正費用を決定します。
ホワイトニングは歯を削らない・麻酔をしない・痛みが無いというのがメリットです。但し、ホワイトニング開始前に虫歯の治療は済ませておく必要があります。またホワイトニングによって知覚過敏が発生する事があります。たいていの場合、一過性のものですので直ぐに治まりますが、痛みが続く・痛みがひどい等の場合は、知覚過敏の処置をしたり、痛み止めを処方します。
歯を失う原因のトップは歯周病です。年をとったから自然に抜けるのではありません。多くは歯周病になって抜かざるを得なくなってしまうのです。歯周病の原因は歯周病菌です。一度巣をつくると実にやっかいです。 歯の回りで悪さをするだけでなく、他の臓器への悪影響も報告されています。「一生自分の歯で」だけでなく「長生きするために」、「いつも若々しくいるために」歯周病菌のコントロールが必要なのです。
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